Appleが4年ぶりに「MacBook Pro」刷新へ　ファンクションキーを廃止して有機ELタッチバーに

http://gigazine.net/news/20160812-apple-new-macbook-pro/



iPadを「ポストPC」と位置づけ、新たなラップトップの形として送り出してきたAppleですが、2016年春に「12インチの新型MacBook」のリリースが噂されていたように、MacBook Proの刷新を行う計画があることがわかりました。


iPadの販売が始まったのは2010年。ラップトップに置き換わる存在として位置づけられたタブレット端末で、2012年にはMacBookの売り上げを追い抜いてその役割を果たしたかに見えましたが、2013年にピークを迎え、そこからは緩やかな右肩下がりの成績となっています。ブルームバーグによれば、2015年の売り上げは前年比23％減の232億ドル(約2兆3700億円)でした。

一方、2012年にiPadに追い抜かれたMacBookは2013年に売り上げを落とし、iPadとの売り上げ差が10億ドル(約1020億円)ほどまで広がりましたが、そこから成績は落ちることなく回復し、2015年には前年比6％増の255億ドル(約2兆6000億円)でiPadを抜き返しました。

このタイミングで、AppleはMacBook Proの4年ぶりの「刷新」を行うとのこと。新モデルは、現行のものより薄型になり、Touch IDを搭載

また、キーボードのファンクションキーが配置されている部分が物理キーの代わりに有機ELサブディスプレイとなってさまざまなショートカットを表示したり、iTunes使用時のメディアコントロールに用いたりできるようになるとのこと。

スペックの細かい点はまだ明らかになっていない部分が多々ありますが、プロセッサはIntel、グラフィックチップスはAMDとの噂があります。
なお、2016年9月7日に予定されているAppleのイベントでは新しいiPhoneが発表されると見られますが、この新MacBook Proは9月7日イベントには出てこない見込みです。