Amazon、電子書籍端末「Kindle Oasis」を発表　軽量極薄で数ヶ月駆動可能

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1604/13/news129.html



　米Amazon.comは4月13日、電子書籍リーダー「Kindle」の最上位機種「Kindle Oasis」を発表した。従来機種のデザインを一新し、約30％薄く、20％以上軽いボディを採用。片手持ちがしやすくなったほか、バッテリーを内蔵したカバーも付属し、自由に取り外しできるのも特徴だ。日本を含む各国で同日から予約を始め、発送は数週間後を予定。価格は3万5980円（税込）から。

本体の重量は131グラム、最薄部は3.4ミリと小型・軽量化。片側に厚みを持たせ、重心位置を持ち手の方向にずらすことで、片手で持ち運べるように設計している。
　ページめくりはグリップ部分のボタンで操作する。内蔵する加速度センサーが左右どちらの手で持っているかを認識し、ページの上下を自動で反転させる機能も搭載する。
　ボディはポリマー樹脂フレームを採用。ナノレベルで樹脂を合成する「高剛性プレーティング技術」を使い、金属と同程度の強靭性を実現したという。

6インチ（300ppi）のモノクロディスプレイを搭載。従来機種と比べ、LEDの数を60％増やすなどして、より明るく高精細な画面に仕上した。

バッテリー内蔵のレザーカバーも付属。通常は端末だけ取り外して使用し、充電したい時はレザーカバーを装着して電力を供給する「デュアルバッテリーシステム」を採用している。バッテリー寿命は端末だけで約2週間、レザーカバーで充電すると数カ月と、長時間駆動を実現した。