スマホつながりやすさ調査auがNO.1　実人口カバー率99%裏付ける

スマートフォンのつながりやすさ満足度調査。ＮＯ・１はａｕ－。ＩＣＴ総研は１８日、ＮＴＴドコモ、ａｕ、ソフトバンクのスマホユーザーを対象にした「つながりやすさ」に関する満足度調査の結果を発表した。
ａｕが７０・５ポイントでトップとなり、以下ドコモ、ソフトバンクと続いた。

　携帯電話キャリア、大手３社の新料金プランが出そろったが、通話定額制、データ定額制など各社横並びの状態。料金で差別化が図れなくなったことで、各社が力を入れてアピールしているのがネットワークの品質だ。

ＩＣＴ総研では今回、ネットワークの「つながりやすさ・切れにくさ」に照準を合わせ、ユーザーの満足度を調べた。対象は３社のスマホ（ｉＰｈｏｎｅ、Ａｎｄｒｏｉｄ）利用者７５００人で、１１～１５日にウェブでアンケートを実施した。

　結果はａｕが満足度７０・５ポイントでトップ。３社の平均値６５・７ポイントを大きく上回った。

アンケートで「満足」と回答した割合が２３．２％、「どちらかと言えば満足」とした割合が４８．５％と、ともに最も多く、あわせて７割以上の利用者が現時点の「つながりやすさ」に満足していることになる。

また、混雑した場所や旅行先、地方で「４Ｇ　ＬＴＥにつながることが少ない」という不満を持つユーザーが、３社の中で最も少なく、つながりやすさを実感しているユーザーが多いようだ。同社は昨年度末に８００ＭＨｚ帯プラチナバンドＬＴＥの実人口カバー率が９９％に達したと発表しているが、そのエリアの広さを裏付ける結果となった。

http://www.nikkansports.com/m/general/news/p-gn-tp0-20140719-1336736_m.html?mode=all

つづく

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２位はドコモで満足度６６・９ポイント。ＯＳ別にみると、ｉＰｈｏｎｅユーザーの満足度は７１・８ポイントと高かったが、Ａｎｄｒｏｉｄが伸び悩んだ。「混雑している場面で切断してしまう」（８・０％）「混雑している場面でＸｉ（ＬＴＥ）につながることが少ない」（６・０％）などの不満の声が比較的多かった。

　３位のソフトバンクは満足度５９・５ポイントと、他２社にやや水をあけられた。Ａｎｄｒｏｉｄユーザーの満足度が５５・８ポイントと低かったのも影響した。不満要因では「旅行先や地方でインターネットにつながりにくい」（２０・８％）「混雑している場面でインターネットにつながりにくい」（１８・２％）などの割合が高かった。

　また、都道府県別の満足度調査では、ａｕが最多の３９都道府県で１位を獲得。３社平均の満足度では宮崎県がトップだった。