海上で一番つながるのはドコモ、2位au 3位SBM　全国の人気海釣りスポット31か所調査

釣り専門メディアの週刊つりニュースがこのほどまとめた「全国海上ネットワーク調査」の結果では、海の上で最も LTE 回線につながりやすいのは、NTT ドコモの「iPhone 5s」となり、接続率は100％を記録した。なお「iPhone 5s」は、ドコモ、KDDI （au）、ソフトバンクモバイルいずれの場合も、同じキャリアの Android スマートフォンを上回る結果となった。




週刊つりニュースは、関東、中部、関西、九州の4本社体制で各地域の釣り関連情報を集めているが、このネットワークを生かして釣り船に調査員が乗り込み、全国の人気海釣りスポット31か所で調査を実施した。なお、陸上での同種の調査に実績のある日経 BP コンサルティングが協力している。

調査には各社の iPhone 5s の他、Android スマートフォンとしてドコモの「Xperia Z1 SO-01F」、au の「Xperia Z1 SOL23」、ソフトバンクの「AQUOS PHONE Xx 302SH」を利用した。




まず iPhone 5s の LTE 接続率を見ると、ドコモ版は100％で、すべてのエリアで問題なくつながった。続いて au 版が平均90.3％、ソフトバンク版が74.2％。

これに対し、Android スマートフォンの接続率はドコモが87.1％、au が77.4％、ソフトバンクは61.3％。いずれも同じキャリアの中では iPhone 5s は Android を上回る結果となった。

なお、au の「iPhone 5s」は LTE 回線がつながらないエリアでも 3G 回線がつながるため圏外エリアはゼロ。またソフトバンクは iPhone、Android スマートフォンとも LTE、3G 回線がどちらもつながらない圏外エリアが一部あった。

調査に使った機種のうち、唯一防水性能を持たない iPhone 5s が最も洋上でつながりやすいというのは少し皮肉かもしれないが、いざという場合を考えると、防水ケースと組み合わせて持っていくのも悪くないかもしれない。

http://japan.internet.com/allnet/20140218/4.html