所有する携帯がつながりやすいか実感調査　大手3社の数字は？

ユーモア性に富んだものからオシャレな雰囲気漂うものまで、携帯電話のCMには印象的なものが多く存在します。なかでも、昨今放送されているもので最も印象的な内容のCMのひとつが、ソフトバンクモバイルの「つながりやすさ No.1へ」では ないでしょうか？

女優の上戸彩や俳優の北大路欣也、元AKB48の前田敦子といった同社のCMでお馴染みの有名人たちが、視聴者に語りかけるようにソフトバンクモバイルが「つながりやすさNo.1」になったことを紹介するこのCM。

同社の特設サイトによれば、第三者機関による調査データにもとづいた結果を紹介しているとのことですが、実際にところ、ユーザーは“つながりやすさ”を感じているのでしょうか？

そこで、「あなたがお使いの携帯電話について、『電波の入りやつながり』には満足していますか？」というネットリサーチを実施しました（実施期間：2013年4月21日～22日）。
http://research-panel.jp/rpdr/view.php?eid=247828
回答者が所有する携帯電話のキャリア別に分けてみたところ、大手3社の数字は以下のようになっています。

【Docomo】（回答者数：6万439人）
・満足：73.0％
・不満足：27.0％

【au】（回答者数：4万2346人）
・満足：73.1％
・不満足：26.9％

【SoftBank】（回答者数：3万2821人）
・満足：61.0％
・不満足：39.0％
（リサーチパネル調べ）

各キャリアのユーザーの実感としては、ソフトバンクが最も満足している人が少ないという結果になりました。

回答者からは、「ソフトバンクは山間部が極めて弱い」「自画自賛のCMを見て、どこが？といつも思ってしまうほど」「ソフトバンクのCMで継がり易くなったと言っているのは都市部だけ、田舎や山の中は全然ダメ」などの声が見られ、およそ4割の人はまだ、「つながりやすさNO.1」とは感じていないようです。

そして、他のキャリアに「不満足」と回答した人からは、
「ドコモは山間部に弱すぎ」
「ドコモの電波最近調子がわるすぎ」
「auの3G遅すぎ…」
「auだけど、よく切れる」
などの声が書き込まれています。
どのキャリアにおいても、不満足と感じる人が持つ思いは似ているといえるでしょう。

また、「スマホにしたけどガラケーのほうがつながりやすかった」「場所によってガラケーの方がつながりやすい。たっかい料金取ってんのにどうなってんの？」など、スマートフォンより“ガラケー”（フィーチャーフォン）のほうが電波のつながりが良いと感じている人の声も目立ちました。

世の中はどんどんスマホ所有の方向に進んでいますが、電話用にフィーチャーホンを保持しているという人も少なくないようですね。

ソースは瞬刊リサーチ
http://shunkan-news.com/archives/6049