鹿児島県：スマートフォン（多機能携帯電話）を入手

http://373news.com/_column/nanp.php?ym=201302&storyid=46146
スマートフォン（多機能携帯電話）を入手して４年になる。画面を触って操作するタッチパネルは便利なのだが、
冬には少々おっくうだ。寒い戸外で、いちいち手袋を外さなくてはならない。

そのための専用手袋も出回る中、指先で本体を軽くたたくだけで起動し、音声で操作できるスマートフォンがある。
シャープ製で、ある調査会社の携帯電話国内売れ筋ランキングでは１カ月以上１位を保っている。

かゆいところに手が届くのはいかにも日本製らしいが、人気の一番の理由は別にある。新ディスプレー採用で
電力消費が減りバッテリーのもちがよくなった。従来品と比べて頻繁に充電しなくて済む。

経営再建中のシャープだが、新たな発想とそれを形にする開発力、気概が残っていることに安心した。購入者が
使用した感想を書き込むサイトには、再建を応援するメッセージも目立つ。

ランキングを見ると、米アップルの新製品ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）５は通信会社、容量ごとに分けられ、４機種が
上位に入っている。実質的にはアップルがシェア１位のようだが、世界的な競争激化で成長神話に陰りが見えて
おり、株価も急落した。

アップルでさえ安閑としていられないほど、ＩＴ業界のはやり廃りは激しい。逆にいえば、今はシェアの低下した
日本企業にも復活の可能性がある。裏付けはやはり、ものづくりの力だろう。